手軽に行ける!台湾とはどんな国?

(http://www.lonelyplanet.com/)
東アジアに位置する台湾は、日本から飛行機で約4時間、
時差も1時間と手軽に海外旅行ができる場所です。
今回は、そんな台湾の魅力をご紹介したいと思います。


台湾の歴史

(http://globe.asahi.com/terminal/2013070500001.html)

実は、台湾は複雑な事情を抱えているところです。

もとは現在の中国と同一の国でしたが、
第二次世界大戦後、中国共産党と中国国民党の間で国内統一の争いがおこり、
これに勝利した中国共産党が現在の中国を支配することとなり、
敗れた中国国民党は台湾に逃れ、
台湾で国民党による政府を作ったのです。

しかし、台湾は中国から完全に独立したとは認められておらず、
今後、独立か統一か、さまざまな意見が争われています。

現在、台湾を国家として承認し、外国関係のある国はわずか22カ国であり、
その内訳は、ツバルやバチカン、パナマ、ブルキナファソなどで、
国際連合にも加盟していません。

台湾と日本の関係は?

日本も現在の台湾を国として認識しておらず、
外国関係もなく、大使館もありません。

しかし、日清戦争後から第二次世界大戦後までの間、
日本は台湾を統治していました。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/)
日本統治時代に置かれた台湾総督府の建物は、
現在も中華民国総統府として使用されています。

終戦をきっかけに、台湾は当時の中華民国に接収されることとなり、
日本は台湾における主権を放棄しました。

その後、アメリカの仲介により1952年に日本と台湾の国交が回復し、
両国間の要人の訪問も行われました。
この時代の台湾は、国連の常任理事国も務めており、
国際社会のなかでも一定の立場がありました。

しかし、ベトナム戦争を背景に、1970年ごろから
アメリカと中国が急激に接近していきました。
それにつづき、イギリスやフランス、イタリアなどの主要国も
中国との国交を回復しはじめ、中国の影響力が高まってきました。

このような状況のなか、中国が国連の常任理事国となり、
台湾は国連を追放されることとなりました。
日本も1972年に中国を国家として承認し、国交を樹立したことにより、
台湾との外交関係は切れ、国交断絶状態となりました。

このように、日本と台湾の外交関係は現在もない状態ですが、
民間交流は積極的に行われており、
日本にとって台湾は人的、経済的に非常に重要となっています。

(https://www.flickr.com/photos/mofaj_tohoku/sets/72157626412468025/)

東日本大震災の際も、台湾の方々から暖かい支援を受けたことが話題になりましたね*


台湾の国民性は?

台湾の社会や文化などの情報を発信する「台湾移住倶楽部」によると、
台湾の国民性は気さくで明るく、おおらかであるとされています。
また、親日家が多いともいわれています*

台湾の主な都市

台湾の主な都市は、台北市高雄市の二か所で、
台湾旅行といえば、台湾の魅力が詰まった台北市に行くのが
まずはオススメです!!

次回は、そんな台湾のオススメポイントを紹介していきたいと思います。




No comments:

Powered by Blogger.