【インド映画】インド版007!「タイガー伝説のスパイ」
こんにちは!
久しぶりのインド映画のコーナーです♡♡
今回紹介するのは、「タイガー伝説のスパイ」です。
インド版007と世間では言われているそうです。
アクション好きさんは大興奮間違えなしの、作品です!!
(cinemartより)
☆登場人物
タイガー(サルマン・カーン)
インドのスパイです。
もう良い年なのに、恋人もできたことがない仕事一筋のタイガーです。
自分の職業は何かと質問された時になんて答えれいいか分からず悩んでいます。
(映画.comより)
ゾヤ (カトリーナ・カイフ)
タイガーがアイルランドで任務をしている際に出会った女性です。
任務のために近づいたはずなのに、彼女に次第に惹かれていきます。
彼女にはある秘密があるようです・・・・
(映画.comより)
☆あらすじ
タイガーはインドのスパイです。任務を終えては違う国にまた任務を遂行しに行くという生活を長年続けています。
そんな彼の次の任務は、アイルランドでした。
タイガーはインドの有名な科学者が機密をパキスタンに売っているのではないか?
という疑惑の調査をします。
タイガーは教授のところで家政婦のバイトをしている大学生のゾヤに会います。
美しすぎるゾヤにタイガーは一目惚れしてしまいます。
仕事一筋のだったタイガーが恋!!!!
女の子とデートしたことがなかったから、いろいろ悩むタイガーが可愛すぎます(笑)
ゾヤにイモって言われちゃうのもなんだか納得できちゃいます←
あんなにいかついのに、ゾヤのことを考えてニヤニヤしちゃうのも可愛いです←
少しずつゾヤと仲良くなっていくのですが、ゾヤには秘密があったのです。
あるきっかけでタイガーは知っていまいます。
ゾヤはインドの敵のパキスタンのスパイだったのです。
インドとパキスタンは敵国同士です。
タイガーの恋は禁断の恋だったのです(´;ω;`)
タイガーとゾヤの恋はどうなっちゃうの!?!?
☆インドとパキスタンの関係
知っている方も多いと思いますが、インドとパキスタンは昔から仲が悪いです(´・ω・`)
簡単に説明します!
どちらの国もイギリスの植民地でした。
第二次世界大戦後、独立しました。
その時に、新国家の形態をめぐって対立しました。
1940年には全ムスリム連盟は、二族論を唱えます。
ヒンドゥー教とイスラム教の分離を強く主張しました。
一方、ヒンドゥー教徒のマハトマ・ガンジーは、
分離に対して強く反対しインド統一の実現を唱えました。
しかし、マハトマ・ガンジーの願いは叶わず、1947年にインド・パキスタン分離が決定しました。
決定後、両地域では、ヒンドゥー教徒はヒンドゥー教の地域へ、
イスラム教徒はイスラム教の地域へ移動することになります。
その際大混乱ととも衝突、暴動、虐殺が起きて100万人以上が亡くなったと言われています。
多くの難民も出ました。
この時に生じた両者の不信感や憎悪がインド・パキスタンの不仲に繋がっていると考えられています。
また、融和を唱えたマハトマ・ガンジーですが、
1980年に狂信的なヒンドゥー・ナショナリストによって暗殺されてしまいました。
(イスラム教徒やパキスタン側に譲歩しすぎと敵視された)
非暴力を唱えていたマハトマ・ガンジーが暴力を止めることができず、
暗殺されてしまったことは、悲劇の象徴とされました。
「世界にはこんなにもたくさんの国があるのになぜパキスタンの女なんだ!!」
というセリフが何回か出てきます。
この恋は、もしかしたら、インドとパキスタンの国境を超えて仲良くしようよというメッセージかもしれないですね。
☆おまけ
この映画の見所はアクションだと思います。後半に行くに連れてアクションが増えていきます。
吸い込まれるように見入ってしまいました。
ゾヤ役のカトリーナとタイガー役のサルマンの息がピッタリのアクションがかっこいいです。
実は、カトリーナとサルマンは元恋人なのです。
カトリーナが甘えてる姿が本当に可愛いです(●´ω`●)
最後に予告篇をどうぞ♡
インドでの予告編も見たいという方はこちら!
なかなかインド映画の記事が増えてきたと思います!
どの作品も、素晴らしい作品なので、いつか見てもらえたら嬉しいなと思っています^^
もっともっとインド映画を見てみたいなと思ってもらえて、
勉強にもなる記事を書きたいです(●´ω`●)
【インド映画】インド版007!「タイガー伝説のスパイ」
Reviewed by ひもくみ
on
6/08/2016
Rating: 5