印象的なブルー、フェルメールの魅力とは?
オランダの画家フェルメールのこの作品、
「真珠の耳飾りの少女」を一度は目にしたことがあるかと思います。
鮮やかなブルーが非常に印象的ですね。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/) |
3月31日まで東京・六本木で
「フェルメールとレンブラント
17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」が開催されていて、
フェルメールの日本初公開の作品が観賞できるとのことです。
そこで今回は、絵画の知識がない私ですが、
知識がないなりにわかりやすくフェルメールの魅力をお伝えできればと思います。
★フェルメールとは?
フェルメールはオランダの画家で、
オランダがスペインから独立し、世界的な影響力を持つようになった
17世紀の「黄金時代」に活躍しました。
この時代の絵画は、光と闇の対比を表現するものが主流でありましたが、
フェルメールは「光の魔術師」と呼ばれるほど、
やさしい光を巧みに表現しています。
また、もうひとつ特徴的な「フェルメールブルー」は、
「ラピスラズリ」という宝石を原料とした絵具で描かれています。
フェルメールの巧みな光の描き方が
このブルーの美しさを一層引き立てていますね!
(https://ja.wikipedia.org/wiki/) |
窓から注ぐやさしい光と
エプロンのブルーが魅力的です。
また、計算された構成により、
観賞する人の視線が注がれている牛乳に集められるようになっています。
この絵はオランダ・アムステルダム国立美術館に所蔵されていて、
私も実物を見に行ったことがあります。
この絵は美術館でも大変な人気で、
絵の前には絶えず人だかりができていました。
実際に見てみると、ブルーがきらめいており、
机や床、壁などの細部の表現も綿密さも感じました。
一枚の絵の中の光と影の表現もすばらしかったです!
★フェルメールの代表的な作品
フェルメールは、生涯で30数作ほどしか作品を残していませんが、
その大半を占める風俗画のほか、
風景画や宗教画なども残されています。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/) |
パリのルーブル美術館に所蔵されていて、
フェルメールの作品のなかでは珍しく男性がモチーフとなっています。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/) |
フェルメールの二作の風景画のうちの一つであり、
フェルメールが生涯を過ごした都市デルフトがテーマとなっています。
そのほか、現在、「フェルメールとレンブラント
左からの光というフェルメールの作品でよくみられる描かれ方です。
17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」で
日本初公開の作品となっているのが
この「水差しを持つ女」です。
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ニューヨークのメトロポリタン美術館が所蔵している作品です。
魅力たっぷりのフェルメール、
日本で観賞できる機会を是非お見逃しなく★
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