【インド】タージ・マハルの魅力!実は愛情がたくさんつまっていた!?!?

こんにちは!


今回はインドに行ったことはないのですが、

タージ・マハルの魅力をみんなと一緒に知ろう!という企画です(*^^*) 


インドと言えば、タージ・マハルですよね!?

私は最初にこれを思い浮かべます(笑)



(http://findwallpapershd.com/taj-mahal/taj-mahal-agara-hd-wallpapers/ )


どうして建てられたのでしょうか、、、?


 実はたった一人の女性のためにつくられたお墓です。

ムガル帝国の5代目の皇帝シャー・ジャハンが

ムムターズ・マハールという女性のためにつくったものです。

「ムムターズ」がつまって「タージ」とい愛称になったと言われています。

彼は、ムムターズを戦場に連れて行くほど限りなく愛していたと言います。






https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/46/Emperor_Shah_Jahan_and_Mumtaz_Mahal.jpg/250px-Emperor_Shah_Jahan_and_Mumtaz_Mahal.jpg )


彼女は36歳という若さでこの世を去ってしまいました。

彼は深く悲しみ、

世界各地から最高の職人と材料を集めてイスラム様式の壮大な白亜の霊廟を建造することにしました。

「真珠の涙」とも呼ばれるタージ・マハルはインドで開花したイスラム建築の傑作ですが、

中近東のイスラム建築や、スペインのものと比べると違うそうです。

 タージ・マハルが建造されたのは、1632年~55年です。

時代的にはベルサイユ宮殿やローマのサン・ピエトロ寺院、京都の桂離宮、日光の東照宮などとほぼ同じ頃です。

このタージ・マハルを作らせたシャージャハンは、

当時隆盛を極めていたムガル帝国第5代皇帝です。

彼の意のままにタージ・マハルは作られたわけです。

工事は22年の歳月にわたり毎日2万人の人々が動員され、

その出費は莫大なものになったそうです。

 シャージャハンはタージ・マハルの他にもアグラ城の宮殿やデリーの巨大な城などたくさんの建造物をつくっていたのです。

アグラ城⇊





デリー城(赤い城)⇊



https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a4/Red_Fort%2C_Delhi_by_alexfurr_%282%29.jpg )

そんなシャージャハンが描いたもっとも壮大な夢は、

タージ・マハルの背中を流れるヤムナ川に大理石の橋を架け、

対岸にタージ・マハルと寸分たがわぬ自分の廟を黒大理石で作ることでした。

しかし、、、、

タージ・マハルが完成した2年後、次の大構想に着手する前にシャージャハンは病に倒れてしましました・・・。

3か月病床にある間に「皇帝死す」との噂が流れてしまいます。

当時のインドでは、長男が王位につくとは限りません。

(シャージャハン自身も第3王子でしたが、父のジャハン・ギールを倒して王位についています)

彼には、王子が3人いましたが、3番目の王子のアウラングセーブが機敏に軍を動かして、

2人の兄を次々に殺し、自ら王位についてしまいました。


シャージャハンは怒り狂いましたが、どうすることもできず、捕えられてしまいます。

黒い大理石の廟を建てる夢を挫折した彼は、時々城内の望楼に上ることが許されたとき(彼はアグラ城内に監禁されていた)、

タージ・マハルを眺め涙したと言います。

シャージャハンは今、最愛のムムターズと一緒に眠っています。



事前に少しタージ・マハルのことを知れたからきっと感動が2倍になるはずですね^^

いつか私も行ってみたいです~~♡



参考文献は、『河童が覗いたインド』と『NHK世界遺産』のタージ・マハルのページです。




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